DTM初心者が味わう第一の難関「MIDI」
DTMというのは、「DeskTop Music」(デスクトップミュージック)の略語で、自分の家でパソコンを使って曲を作ったりする事です。
DTMでは、オーディオインターフェイスを使ってパソコンとエレキギターなどの楽器を接続する事で、楽器の演奏をオーディオデータとしてパソコン内のDAWと言うソフトに送り、保存します。
※オーディオインターフェイスというのは、現実のアナログな音を、パソコン内で扱う事が出来るデジタルなオーディオデータに変換するための機材で、マイクやエレキギターのケーブルを繋いで、ボーカルの声や楽器の演奏音をオーディオデータに変換します。
楽器の演奏だけでDTMを完結するのであれば、オーディオインターフェイスの接続方法や、「ASIO」ドライバなどの設定を行えるようになるだけで、DTMを行っていく事が出来るようになります。
ただ、ドラムなどは、さすがに自宅で録音する場合、電子ドラムでもなければ、演奏して録音するわけにはいかないので、基本的には、音楽スタジオにいってドラムの演奏を録音するか、「打ち込み」を行う事でドラムパートを作ります。
「打ち込み」というのは、MIDIシーケンサーにMIDIデータを入力していく作業全般の事を指す言葉です。
”、、、、いやいや、そもそも「MIDIシーケンサー」とか、「MIDIデータ」ってなんだ?”、と思われたDTM初心者の方もいらっしゃるでしょう。
この「MIDI」というデータについて理解するのは、DTM初心者の人がDTMを始めて乗り越えなければいけない第一の難関だと思います。
ただ、「MIDI」について理解できるようになれば、ドラムの打ち込みだけでなく、オートチューン系のルーティングなど、DTMで行える様々な技術を駆使して、色々な楽曲が作れるようになります。
ですので、少し大変かもしれませんが、とりあえず、「MIDI」について学習する事をお勧めします。